保護司殺害、男を鑑定留置 10月まで 大津地検

AI要約

大津市で5月、保護司の新庄博志さんが殺害された事件で、逮捕された無職飯塚紘平容疑者の鑑定留置が始まった。

飯塚容疑者は新庄さんを刃物で襲撃し殺害した疑いが持たれており、容疑を否認していた。

大津地検は飯塚容疑者の刑事責任能力の有無などを10月まで調査する。

 大津市で5月、保護司の新庄博志さん(60)が殺害された事件で、大津地検は21日、殺人容疑で逮捕された保護観察中の無職飯塚紘平容疑者(35)の鑑定留置を始めた。

 期間は同日から10月21日までの4カ月間で、刑事責任能力の有無などを調べる。

 飯塚容疑者は5月24日午後7時~26日午後4時ごろ、担当保護司だった新庄さんの自宅で、新庄さんの上半身を刃物で複数回突き刺すなどして殺害したとして、今月8日に滋賀県警に逮捕された。「私はやっていませんし、何も答えたくありません」などと容疑を否認していた。