東京都知事選 ポスター掲示板の枠を超える56人が立候補 49人目以降の候補者への対応は
東京都知事選挙では48人を超える56人が立候補し、ポスター掲示板の枠に対応策が必要となった。
選挙管理委員会は候補者に増設するための道具を配布し、フォローアップを行ったが、候補者の半分程度しか利用しなかった。
選挙管理委員会は今後も候補者をサポートし、ポスター掲示をスムーズに行えるよう取り組むとコメントしている。
今回の東京都知事選挙ではポスター掲示板の48人分の枠を超える56人が立候補しています。
東京都選挙管理委員会は、49人目以降の候補者に対しておこなった具体的な対応を明らかにしました。
20日告示された東京都知事選挙には過去最多となる56人が立候補しましたが、用意されていたポスター掲示板の枠は48人分でした。
東京都選挙管理委員会は候補者自身で枠を増設できるようにし、20日、49人目以降の候補者に、個別にその内容を説明しました。
具体的には、既存の掲示板に増設するためのテープや画びょうとポスター掲示用のクリアファイルやそれを補強するためのアルミ合金の板を配布し、対応すると伝えたということです。
しかし、実際にクリアファイルなどをもちかえった候補者は全体の半分程度で、アルミ合金の板をもちかえった候補者はいなかったということです。
東京都選挙管理委員会は、「候補者のみなさまにお手間を取らせることになり、大変申し訳ないと思っている。今後の選挙の中でしっかりとポスターを貼れるようにフォローをしていく」とコメントしています。