蚊に刺されるかも?虫よけスプレーの“落とし穴”メーカーに聞いた…おすすめ使い方も

AI要約

虫よけスプレーの正しい使い方について紹介。

周囲にスプレーするのではなく、肌に塗布する必要がある。

日焼け止めとの併用も注意が必要。

蚊に刺されるかも?虫よけスプレーの“落とし穴”メーカーに聞いた…おすすめ使い方も

 みなさん、虫よけスプレーは使ったことがありますよね?

 その使い方は、本当に正しいのでしょうか?次の3つの使い方の中に、「アース製薬」に聞いた100%効果が発揮できない“落とし穴”があるのですが、どれか分かりますか?

 第1問は「蚊が近づいてこないように周辺にシューッ!」です。これは「正しい使い方」でしょうか、“落とし穴”でしょうか?

 こちらは“落とし穴”です。

 虫よけスプレーは空間にスプレーするためのものではなく、人の肌にスプレーすることで初めて効果を発揮します。そのため、周辺に噴射したところで、蚊が近づいてこなくなるというわけではありません。

 第2問は「刺されたくない所にピンポイントでシューッ!」です。これは、どちらでしょうか?

 実は、こちらも“落とし穴”です。

 100%効果を発揮するためには、まんべんなく塗り広げる必要があります。虫よけスプレーの有効成分である「ディート」には、蚊の感知能力をかく乱し、吸血行動を阻止する効果があります。

 つまり、蚊はスプレーした部分を“透明人間”のように認識できなくなり、刺せなくなります。ですので、ピンポイントでスプレーしても、塗っていない部分を狙って蚊が刺してくることがあります。

 アース製薬はおすすめの使い方として、「肌が露出している部分に15センチ離した位置からまんべんなくスプレーし、さらに手で塗り広げる。顔や首すじに塗りたい場合には手のひらにスプレーをして、それを塗り広げる」という方法を推奨しています。

 第3問は「焼きたくない!日焼け止めの上からシューッ!」です。これは、どちらでしょうか?

 こちらは「正しい使い方」です。

 虫よけスプレーをしてから日焼け止めを塗ると、十分に効果が発揮できない可能性があります。ですので、必ず日焼け止めを塗った後に、虫よけスプレーをしましょう 

 日焼け止めを塗り直したら、虫よけスプレーも塗り直す必要があるので気をつけてください。

(スーパーJチャンネル「なるほど!ハテナ」2024年5月20日放送)