蓮舫氏、自身を「チャレンジャー蓮舫」と呼び中野駅前で第一声 「東京を変えたい」 都知事選

AI要約

前参院議員の蓮舫氏が東京都知事選に立候補し、「東京を変えたい」「若者支援」「行政改革」などの政策を訴えた。

蓮舫氏は若者支援策として、雇用安定や奨学金負担軽減、企業への待遇改善要求などの具体施策を提案した。

蓮舫氏の第一声は30分遅れで始まり、多くの支持者や関心を持つ市民が集まった。

蓮舫氏、自身を「チャレンジャー蓮舫」と呼び中野駅前で第一声 「東京を変えたい」 都知事選

 東京都知事選(7月7日投開票)が20日告示され、“打倒・小池”を目指す前参院議員の蓮舫氏(56)は午前11時ごろから、東京・JR中野駅前で第一声をあげた。自分を「チャレンジャー蓮舫」と呼び、挑戦した理由を「東京はものすごい速度で格差、暮らしにくさが広がっている。東京を変えたい」と切り出した。その上で東京の出生率が0・99と全国で最低となっていることを強調し、少子化対策として「徹底して若い人の不安を取り除き支えたい」、「行政改革を担わせてほしい」などと訴えた。

 若者支援として、▼雇用を安定させ、奨学金の負担を減らすことを東京が率先して実行▼都の事業で発注先の企業には雇用者の待遇改善や賃金引き上げを約束してもらう、などの具体策を説明。また「都の財政のガラス張りを実現したい」「不明朗な契約があればただし、財源が手に入れば若者のために使っていく」なども約束していた。

 第一声は午前10時半スタートを予定していたが、立候補者が過去最多となった影響で手続きを終えるまで時間がかかり、約30分遅れのスタートとなった。駅前の広場には、支援者だけでなく、通りかかって立ち止まり本人到着を待つ人も少なくなく、今回の選挙への関心の高さがうかがえた。

 都知事選にはほかに、現職の小池百合子氏(71)、広島県安芸高田市前市長の石丸伸二氏(41)、元航空幕僚長の田母神俊雄氏(75)ら50人以上が出馬の見通し。