平城遷都1300年祭PR用だったドメインのサイト、第三者がオンラインカジノへリンク

AI要約

奈良県は18日、平城遷都1300年祭のPRで過去に開設していたウェブサイトのドメインが第三者に取得され、再使用されていることを発表。

再使用ドメインでオンラインカジノへの誘導リンクが掲載されており、県が注意を呼びかけている。

県は県警に対応を相談し、過去に使用していた他のドメインについても確認する方針。

 奈良県は18日、平城遷都1300年祭のPRで過去に開設していたウェブサイトのドメイン(インターネット上の住所)が第三者に取得され、再使用されていると発表した。再使用ドメインで開設されたサイトは、オンラインカジノへの誘導リンクを掲載しており、県が注意を呼びかけている。

 県によると、再使用されたのは、県の関連団体が2010~11年頃に開設していたPRサイトのドメイン。団体はイベント終了後、ドメインを手放したが、第三者が取得。再使用ドメインのサイトの写真や文章は、PR当時の素材が不正流用されているという。

 県は県警に対応を相談しており、今後、過去に使用していた他のドメインについても確認する方針。