青森県三戸町で午前中に33・5度…兵庫・岡山・鳥取に竜巻注意情報

AI要約

気温が上昇し、全国で30度以上の真夏日が目立つ。

一方、中国地方や関東甲信地方では激しい突風や落雷に注意が必要。

気象庁は竜巻などの激しい突風に警戒を呼びかけている。

 16日も気温が上昇する地点が目立っている。気象庁によると、正午までに30度以上の真夏日は121地点にのぼり、青森県三戸町では全国トップの33・5度を記録した。沖縄県石垣市と高知県四万十市が32・4度、宮崎市、徳島県美馬市、富山市が32・3度、奈良県十津川村が32・2度となっている。

 前日の最高気温が29・9度だった東京都心でも、地域気象観測システム(アメダス)によると、午後0時46分に28・4度を記録した。

 一方、中国地方では上空約5500メートルに氷点下9度以下の寒気が流れ込むことから大気の状態が非常に不安定になるとして、広島地方気象台は早朝から激しい突風、落雷、急な強い雨への注意を呼びかけた。また、大阪管区気象台も近畿地方では昼前から夜遅くにかけて、大気の状態が非常に不安定になるとしている。気象庁は午後0時43分、兵庫県南部と北部、岡山県北部、鳥取県東部では竜巻などの激しい突風が発生しやすい気象状況になっているとして竜巻注意情報を出した。

 気象庁によると、関東甲信地方でも地上付近の暖かく湿った空気や日中の気温上昇の影響で、昼過ぎから夜遅くにかけて大気の状態が非常に不安定になるとしている。