山梨県庁でスケートボード 月2回、無料でプレーエリア開放

AI要約

山梨県は甲府市中心部にスケートボード場をオープンし、スケーターたちが楽しむ様子が伝えられました。

地元のスケーターの要望に応える形で開設された施設で、毎月2回無料で利用可能です。

県庁前の敷地内に約650平方メートルのプレーエリアが設けられ、今後の利用拡大に期待が寄せられています。

山梨県庁でスケートボード 月2回、無料でプレーエリア開放

 甲府市の中心部にスケートボードができる場所をつくろうと、山梨県は15日、同市丸の内1の県庁本館前をスケートボード場として一般開放した。6月から月に2回、無料で利用できる。トリック(技)をするのに必要なセクション(構造物)も設置され、スケーターたちが滑走を楽しんだ。

 県によると、プレーエリアは県庁敷地内の約650平方メートル。22日も開放し、7月以降は原則第2、第4土曜に利用できる。利用時間は午前10時~午後5時。当面開放を続け、利用者のニーズを把握するという。

 県は、JR甲府駅前などでスケートボードをしていた人たちに聞き取り調査を実施。市中心部にスケートボード場の整備を求める声が多く、使える場所がないか検討していた。

 15日はキックオフイベントを開催。県出身のスケーターで双子の小林陸選手と空選手が県庁を背景に、華麗なトリックを披露した。【野田樹】