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中学の部活動で生徒が頭にケガも…顧問が救急車呼ばずその後「急性硬膜外血種」と診断 緊急手術受け12日間入院
名古屋市緑区の中学校で、部活動中に頭をケガした男子生徒が体調不良を訴えながらも救急車を呼ばず、緊急手術を受ける事態となった。
男子生徒は運動部の練習試合中に他の生徒との接触事故でケガをし、「気分が悪い」と訴えたが、顧問が救急車を呼ばなかった。
名古屋市の規定では、頭を強く打った場合は即座に救急車を呼ぶよう定められているが、顧問は状況を把握せずに判断したとのこと。
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名古屋市緑区の中学校で先月、部活動中に頭をケガした男子生徒が体調不良を訴えていたにもかかわらず、顧問が救急車を呼んでいなかったことがわかりました。
名古屋市教育委員会によりますと、先月25日、緑区の滝ノ水中学校の2年生の男子生徒が運動部の練習試合中に、別の生徒の膝が頭にあたりケガをしました。
男子生徒は「気分が悪い」などと体調不良を訴えましたが、男性顧問(20代)は救急車を呼びませんでした。
男子生徒は約2時間後に保護者と病院に行きましたが、「急性硬膜外血腫」と診断され緊急手術を受け、12日間入院したということです。
名古屋市は、頭などを強く打った場合はためらうことなく救急車を呼ぶように定めていますが、男性顧問は「ほかの生徒のケガの対応で、ぶつかった場面を把握しておらず救急車を呼ばなかった」などと説明しているということです。