KADOKAWA、システム障害続く 「ニコ動」復旧には1カ月以上
AI要約
KADOKAWAグループの複数のサイトで大規模な障害が起きており、復旧は今月末に見込まれている。障害はサイバー攻撃によるものであり、複数のシステムが停止しており、刊行や取引に影響が出ている。
特に動画配信サイト「ニコニコ動画」の復旧には1カ月以上かかる見込みであり、オンラインショップでの受注もできない状況が続いている。
同社は解決策の検討と対応を進めており、システムの正常化に向けて努力をしていると述べている。
KADOKAWAグループの複数のサイトで大規模な障害が起きている問題で、同社は14日、復旧は今月末になるとの見通しを公表した。グループ会社が運営する動画配信サイト「ニコニコ動画」は復旧に1カ月以上かかる見込みだという。
システム障害は8日未明に発生。大規模なサイバー攻撃を受けたと確認した。国内の書籍の受注システムや物流システム、編集・制作支援システムの一部が停止しており、新刊の刊行や重版に遅れが出たり、取引先への支払いが一部遅れたりするおそれがあるほか、複数のオンラインショップで受注ができないなどの影響が出ているという。
同社は「システムの正常化に向けて、さらなる解決策の検討と対応を迅速に進めてまいります」としている。（真田香菜子）
