ジェンダーギャップ指数118位 官房長官「依然遅れている」

AI要約

林芳正官房長官は12日午前の記者会見で、日本が2024年版の世界男女格差指数で118位であることを公表した。

日本は前進したが、G7諸国の中で最下位であり、政治分野と経済分野においてスコアが低いことが背景にある。

林氏は女性活躍の推進や男女共同参画社会の実現に向けて政府が一致団結して取り組む必要があると強調した。

ジェンダーギャップ指数118位 官房長官「依然遅れている」

 林芳正官房長官は12日午前の記者会見で、世界経済フォーラム(WEF)が同日公表した2024年版の世界各国の男女格差「ジェンダーギャップ指数」で日本が146カ国中118位だったことについて、「依然としてわが国の取り組みが諸外国と比べて遅れていることが示されており、謙虚に受け止める」と述べた。

 日本は前年の125位からは前進したが、主要7カ国(G7)で最下位となるなど、なお男女格差の大きさが目立つ。林氏は「背景としては、政治分野と経済分野のスコアが低調だったことによるものだ。女性活躍の推進や男女共同参画社会の実現に向けて、政府一丸となって取り組む」と強調した。【鈴木悟】