「世界一幸せな動物」の展示室を新設へ…国内で唯一飼育の埼玉県こども動物自然公園

AI要約

埼玉県こども動物自然公園は、クオッカの屋内展示室を新設するため寄付金を募る。

クオッカはオーストラリア南西部に生息する愛らしいカンガルーで、世界一幸せな動物として知られている。

同園ではクオッカのストレスを考慮し、室内展示室を新設することで常時展示を可能にする。

 小型カンガルーの「クオッカ」を国内で唯一飼育・展示している埼玉県こども動物自然公園(東松山市)は、クオッカの屋内展示室を新設するため、寄付金を募る。

 クオッカはオーストラリア南西部に生息する体長約40~50センチのカンガルーで、口角を上げて笑っているように見える顔つきから「世界一幸せな動物」の愛称で親しまれている。

 クオッカ9匹を飼育している同園では、動物のストレスなどを考慮して昼間の2~3時間に限定して屋外展示してきた。室内を薄暗くできる屋内展示室があれば、夜行性のクオッカが快適に過ごせ、常時展示が可能になるため、寄付を募ることにした。

 既存の施設を改装することで展示できるようにする。今年度中の完成を目指す。目標金額は1000万円で、受け付けは10日から9月末まで。申し込みは同園ホームページから。