保護司殺害の容疑者「やっていませんし、何も答えたくありません」と否認

AI要約

大津市の住宅で保護司の新庄博志さんが死亡している事件で、保護観察中の無職飯塚紘平容疑者が新庄さんを刺殺したとして逮捕された。

飯塚容疑者は容疑を否認しており、新庄さんとの面談時に殺害が行われた疑いがかけられている。

保護司が保護観察対象者に殺害されるという珍しい事件で、法務省によると過去に1件の事件があるが、それ以降はなかったという。

 大津市の住宅で保護司の新庄博志さん(60)が死亡しているのが見つかった事件で、新庄さんを刺殺したとして、滋賀県警は8日、保護観察中の無職飯塚紘平容疑者(35)を殺人容疑で逮捕した。新庄さんは飯塚容疑者の担当保護司だった。飯塚容疑者は「私はやっていませんし、何も答えたくありません」と容疑を否認しているという。

 発表では、飯塚容疑者は5月24日午後7時~26日午後4時頃、新庄さん方で新庄さんの上半身を刃物で複数回突き刺すなどして殺害した疑い。

 新庄さんは24日午後7時に自宅で飯塚容疑者と面談する予定だったという。

 法務省によると、保護司が保護観察対象だった人物に殺害された事件は1964年に起きたが、それ以降はないという。