東京都知事選挙で自民、小池百合子氏を全面支援へ…「蓮舫都政」阻止を打ち出す

AI要約

自民党は、小池百合子知事を東京都知事選で全面支援する方針を固め、確認団体を設立する可能性も検討中。

立憲民主党の蓮舫参院議員による新都政誕生の阻止を目指し、小池氏の全面支援を決定。

自民が独自候補不在から、小池氏との連携を模索し、確認団体を通じた支援を展開する考え。

 自民党は、東京都知事選(6月20日告示、7月7日投開票)を巡り、立候補の意向を固めている小池百合子知事の全面支援を行う方向で調整に入った。支援方法として、選挙期間中に政治活動が認められる「確認団体」を設立することも検討する。10日の都連会合で方針を確認する。

 複数の党関係者が明らかにした。会合では、出馬表明している立憲民主党の蓮舫参院議員による新都政誕生の阻止を打ち出し、小池氏が出馬する場合の「全面支援」を確認する。

 自民派閥の「政治とカネ」の問題を受け、小池氏から推薦依頼が来ない可能性もあるため、確認団体を通して支援することも視野に入れる。確認団体では、ポスターの作成やビラの配布、自動車での街宣活動などを行うことができる。

 自民は独自候補の不在から、小池氏との連携を模索してきた。確認団体の一員との立場を取ることで党派色を出さない支援を想定しており、公明党や地域政党「都民ファーストの会」との連携も模索したい考えだ。