渋谷区、「路上飲酒」禁止へ条例案

AI要約

渋谷区が路上や公共の場での飲酒を禁止する条例案を明らかにした。

対象となったエリアでの午後6時から午前5時までの飲酒を禁止することを想定している。

オーバーツーリズムへの対処に苦慮する日本で新たな取り組みが行われている。

渋谷区、「路上飲酒」禁止へ条例案

(CNN) 東京都渋谷区が路上や公共の場などでの飲酒を禁止する条例案を明らかにした。10月の施行を目指している。

条例案では、対象となったエリアでの午後6時から午前5時までの飲酒を禁止することを想定している。

路上での飲酒を禁止する条例案は地元の人々にとっては驚きではないかもしれない。

渋谷区は昨秋、ハロウィーンに関連した活動を禁止したが、その主な理由としてアルコール類が挙げられていた。こうした措置にはバーやレストランの外での飲酒を禁止することも含まれていた。長谷部健区長によれば、地元企業は昨秋の規制を支持しており、恒久化を後押ししているという。

渋谷区は昨年10月、声明で、オーバーツーリズム(観光公害)による被害が深刻化していると説明。路上での飲酒による物的な被害や地元住民との口論、大量の空き缶や空き瓶のポイ捨てなどを挙げていた。

新型コロナの終息を受けて国境を再開して以降、日本はオーバーツーリズムへの対処に苦慮している。