安倍晋三氏のデジタルミュージアムがオンライン上で無料開設、5日に一部公開

AI要約

安倍晋三元首相の足跡をしるす 「安倍晋三デジタルミュージアム」がオープン。

安倍氏の演説や講演をデータベース化し、特に日米同盟に関する重要な一部を動画で公開。

10代から40代までの若者が選んだ安倍氏の言葉100選を掲載し書籍化する。

安倍晋三氏のデジタルミュージアムがオンライン上で無料開設、5日に一部公開

令和4年7月8日に凶弾に倒れた安倍晋三元首相の足跡をしるす映像、画像、文字資料を集めた「安倍晋三デジタルミュージアム」(https://abeshinzo-digitalmuseum.com)がオンライン上に無料で開設される。6月5日にプレオープンする。

安倍氏が国内外で行った400以上の演説、講演などをデータベース化。このうち、日米同盟は「希望の同盟」だと呼びかけた平成27年4月の米議会演説、「子や孫、その先の世代の子どもたちに、謝罪を続ける宿命を背負わせてはなりません」と訴えた同年8月の戦後70年談話など計10本を動画で掲載する。

また、10代から40代までの約100人が演説などから選んだ「後世に遺したい」一節や「指針としたい」言葉など100点を、選定理由とともに掲載する。これらは『若者が選んだ安倍晋三100のことば』として書籍化する(幻冬舎から5日発売予定)。

主催するのは、安倍昭恵夫人が顧問、麻生太郎元首相、菅義偉前首相が名誉顧問を務め、20~30代の有志約10人が核となる「安倍晋三デジタルミュージアムプロジェクト」。発起人の会社員、徳本進之介さん(32)は「昨年の一周忌に合わせた『志を継承する集い』に参加した若者を中心に、次の世代に何か残せないかと考え、プロジェクトを進めてきた」と話している。