大麻グミメーカー元社長逮捕 指定薬物所持容疑で 大阪府警

AI要約

大麻の類似成分を含むグミを販売目的で所持したとして、大阪府警がグミの製造販売会社の元社長と元従業員を逮捕。

逮捕容疑は、医薬品医療機器法違反で大麻の有害成分に似た物質を販売するため所持した疑い。

外国人からの摘発を受けて行われた家宅捜索でHHCが検出され、約700点の商品に影響が及ぶ可能性がある。

 大麻の類似成分を含むグミを食べた人が体調不良を訴えた問題で、医薬品医療機器法の指定薬物を販売目的で所持したとして、大阪府警薬物対策課は3日までに、同法違反容疑で、グミの製造販売会社「WWE」(大阪市北区)の元社長松本大輔容疑者(39)ら2人を逮捕した。

 認否は明らかにしていない。

 他に逮捕されたのは、WWE直営店の元従業員村田州容疑者(25)。

 逮捕容疑は、大阪市内の直営店で今年2月13日、大麻の有害成分に似た物質「HHC(ヘキサヒドロカンナビノール)」を医療以外の目的で販売するため所持した疑い。

 昨年6月に大阪府内の路上で職務質問した外国人が所持していた植物片やグミなどから大麻の有害成分が検出され、WWE直営店で販売されていたと判明。府警は2月に同社など4カ所を家宅捜索したところ、押収したクッキーなど約700点の中からHHCが検出されたという。