颯爽と現れたのは…ご当地ヒーロー「119団アンシンダー」 消防職員が子どもたちに「熱中症予防」を呼びかけ

AI要約

三重県名張市の消防職員がご当地ヒーローとして熱中症予防を呼びかける取り組みが始まった

地元の保育園では絵本やミスト噴霧器を通して熱中症対策が行われ、子どもたちに啓発活動が行われた

保育園や子ども園を巡って熱中症予防啓発活動が続けられる

颯爽と現れたのは…ご当地ヒーロー「119団アンシンダー」 消防職員が子どもたちに「熱中症予防」を呼びかけ

これから本格化する「暑さ」に備えて、三重県名張市では、地元の消防職員が扮する「ご当地ヒーロー」が、子どもたちに「熱中症予防」を呼びかけました。

(園児)

「アンシンダー!!」

三重県名張市の保育園。園児たちの前に颯爽と登場したのは、市の消防本部の職員が変身したご当地ヒーロー、その名も「119団(ひゃくじゅうきゅうだん)アンシンダー」。

これから予想される「夏の猛暑」を前に、熱中症予防を呼びかけようというのが目的です。

「外で遊ぶときは、必ず帽子をかぶってください」

三重県では、6月に入って1日2日の週末の2日間で5人が熱中症の疑いで救急搬送されました。このうち、伊賀市では男子小学生がサッカーの試合中に頭痛などを訴え、意識障害の症状も見られたためドクターヘリで病院に運ばれました。

3日は園児たちの熱中症対策として、原因や予防法などを紹介した「絵本」。それに、霧状の水をまいて気化熱で温度を下げる「ミスト噴霧器」が園に寄贈されました。

(園児)

「かっこよかった」

「帽子をかぶらないといけないと思った」

「絵本」と「ミスト噴霧器」は今後、名張市内の保育園や子ども園、11か所にも寄贈され、ご当地ヒーローが園を訪問して熱中症予防を呼びかけます。