米コノコフィリップス、マラソン・オイル買収に向け交渉進展-報道

AI要約

米独立系石油会社コノコフィリップスが、同業マラソン・オイルの株式交換による買収交渉を進めている。

交渉は進展しており、評価額で合意に達する可能性があるが、リスクも残る。

コノコフィリップスは他社との買収争いを経ており、合意は差し迫っているが確定していない。

(ブルームバーグ): 米独立系石油会社コノコフィリップスが同業マラソン・オイルの株式交換による買収に向け交渉を行い、協議が進展していると英紙フィナンシャル・タイムズ(FT)が報じた。事情に詳しい複数の関係者から情報を引用した。

同紙によれば、マラソンの現在の時価総額(150億ドル=約2兆3600億円)を若干上回る評価額で、全て株式交換による買収合意に達する可能性がある。28日遅い段階で合意は差し迫っていると思われたが、交渉が決裂したり、ライバルの買い手が割り込んだりするリスクも残るという。

FT紙によると、コノコフィリップスは数週間にわたりデボン・エナジーとマラソン買収を争ってきた。コノコフィリップスとマラソンに同紙がコメントを求めたが、返答は得られていない。

原題:ConocoPhillips in Advanced Talks to Buy Marathon Oil: FT(抜粋)

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