〔ロンドン外為〕円、157円近辺(24日正午)

AI要約

ロンドン外国為替市場の円相場は、英米の3連休を控えて小動きとなり、1ドル=157円近辺で推移。

海外市場では円売り・ドル買いが進んだが、午前中盤以降は円買い・ドル売りが優勢となった。

投資家は4月米耐久財受注やFRB理事の講演に注目しており、市場は注視されている。

 【ロンドン時事】週末24日午前のロンドン外国為替市場の円相場は、英米の3連休を控えて持ち高調整の売り買いが交錯する中、1ドル=157円近辺で小動きとなった。正午現在は156円93銭~157円03銭と、前日午後4時(156円94銭~157円04銭)比01銭の円高・ドル安。

 米早期利下げ観測の後退を背景に円売り・ドル買いが進んだ海外市場の流れを引き継ぎ、朝方は157円00銭台で推移した。その後は米長期金利の動きなどを眺めて一進一退の展開が続いたが、午前中盤以降は円買い・ドル売りがやや優勢となった。投資家はこの後発表される4月の米耐久財受注やウォラー米連邦準備制度理事会(FRB)理事の講演などに注目している。

 対ユーロは1ユーロ=170円12~22銭(前日午後4時は169円89~99銭)と、23銭の円安・ユーロ高。ユーロの対ドル相場は1ユーロ=1.0835~0845ドル(同1.0819~0829ドル)。

 ポンドは1ポンド=1.2718~2728ドル(同1.2706~2716ドル)。スイス・フランは1ドル=0.9142~9152フラン(同0.9132~9142フラン)。