奈良交通で3人しか運転できない 懐かしのボンネットバスがトミカに

AI要約

奈良交通がレトロなボンネットバスのミニカーを6月9日から販売開始する。

1966~79年に運行されていたボンネットバスは現在もイベントなどで活躍中だが、操作が難しいために運転できるスタッフは限られている。

昨年の路線バスタイプのトミカに続いて、ボンネットバスの販売が決定され、限定6000個を販売する予定。

奈良交通で3人しか運転できない 懐かしのボンネットバスがトミカに

 レトロな雰囲気が魅力のボンネットバス。奈良交通(奈良市)は、実際の車体をモデルにしたタカラトミーの「トミカ」(ミニカー)を6月9日から販売する。

 奈良交通のボンネットバスは、1966~79年に五條・富貴線などで運行していた。いまは乗客は乗せないが、イベントなどでお目見えする現役の「人気者」だ。広報担当者によると、操作が難しいため、同社でも3人しか運転できないという。

 昨年80周年記念で路線バスタイプのトミカを発売し、好評だったことを受け、ボンネットバスの販売を決めた。

 価格は1200円(税込み)。1人1個限定で6千個を販売。6月9日に京都市で実施する「スルッとKANSAIバスまつり」の奈良交通ブースで販売するほか、同10日午前10時からは公式通販サイト「づっとなら」で販売を始めるという。(机美鈴)