〔東京株式〕一時500円高=非鉄株などは軟調(23日後場中盤)

AI要約

日経平均株価は前場はエヌビディアの好決算を受けて上昇し、後場も米先物の上昇で買いが強まった。一方、非鉄金属株などは軟調だった。

米先物の上昇を受けて後場も買いが強まり、日経平均株価は415円74銭高の3万9032円84銭でスタートした。

半導体株が好調で日経平均は反発したが、金利上昇や他の材料不足も影響しており、株価の上昇幅は限られている。

 (13時42分)日経平均株価は買いが優勢となり、一時上げ幅は500円を超えた。「前場はエヌビディアの日本企業への影響を推測しかねていた投資家が、後場は米先物の上昇に後押しされて買っている」(大手証券)という。一方、最近上昇していた非鉄金属株などは軟調で、プライム市場銘柄の4割強は値下がりしている。

 (後場寄り)午後の日経平均株価は前日比415円74銭高の3万9032円84銭で始まった。昼休み中に米国の先物が上昇したことを受け、東京市場でも再び買いが強まり、日経平均は上げ幅を広げている。

 (前引け)【プライム】米エヌビディアの好決算を受けて半導体株を中心に買いが入った。ただ、他に買い材料が少なかった上、金利上昇が重しとなり、日経平均株価は朝方付けた高値を超えられなかった。日経平均の午前の終値は前日比296円38銭高の3万8913円48銭と反発。東証株価指数(TOPIX)は10.13ポイント高の2747.49。

 50%の銘柄が値上がりし、46%が値下がりした。出来高は8億0120万株、売買代金は2兆2836億円。

 業種別株価指数(33業種)は繊維製品、精密機器、電気機器などが上昇。石油・石炭製品、非鉄金属、鉱業は下落。

 【スタンダード】スタンダードTOP20は軟調。出来高は3億6745万株。

 【グロース】グロース250とグロースCoreは続落。

 (10時04分)日経平均株価は一時前日終値付近まで押され東証株価指数(TOPIX)は時折マイナスになるなど、上値が重い。値がさ株が日経平均を支えているが、プライム市場全体では値下がり銘柄の数が多い。「エヌビディアの決算以外に買い上がる材料に欠ける」(大手証券)という。最近の国内金利上昇も株価の上げ幅が広がらない要因になっているとの見方もある。

 (寄り付き)日経平均株価は前日比186円03銭高の3万8803円13銭で上昇して始まった。米エヌビディアの好決算を受けて半導体株中心に買いが先行している。