サウディア、A320neo系105機追加発注 傘下LCC向けも

AI要約

サウジアラビアのサウディア・グループがエアバスのA320neoファミリーを105機追加発注したことが発表された。

追加発注はA321neoが93機、A320neoが12機で構成されている。

サウジアラビアが2030年までに観光客数を増やす国家観光戦略を掲げており、航空ハブ化を目指してエアバス機の受注を増やしている。

サウディア、A320neo系105機追加発注 傘下LCC向けも

 エアバスは現地時間5月20日、サウジアラビアのサウディア・グループがA320neoファミリーを105機追加発注したと発表した。サウジアラビア国営のサウディア(前サウジアラビア航空、SVA/SV)と、グループのLCCであるフライアディール(FAD/F3)が運航する。

 105機の内訳は、A321neoが93機とA320neoが12機。サウジアラビアは、2030年までに1億5000万人を超える観光客の受け入れを目標とした、サウジアラビア国家観光戦略を掲げており、旅客需要の増加に対応する。また、サウジアラビアは自国を世界的な航空ハブに変貌させる計画を進めている。

 今回の契約により、サウディア・グループが持つエアバス機の受注残は144機となった。