ダッジが革新的「アクティブエアロフラップ」を特許申請!チャージャーに装備された「Rウィング」のさらなる進化とは!?

AI要約

2024年3月、米ダッジが新型の「チャージャー」を発表しました。新型はステランティスの次世代プラットフォーム「STLA Large」を採用し、ノーズに大きなエアダクトを装備する「Rウィング」が特徴です。

Rウィングは高速時の空気の流れを改善し、ダウンフォースの増加に役立ちます。運転条件に基づいて自動的に調整可能で、さらには車内からも調整が可能です。

特許出願により、新しいシステムが開発され、Rウィングにアクティブ空力コンポーネントが組み込まれ、ダウンフォースの改善に役立つと期待されています。

ダッジが革新的「アクティブエアロフラップ」を特許申請!チャージャーに装備された「Rウィング」のさらなる進化とは!?

米ダッジは2024年3月、「チャージャー」新型を発表。ステランティスの次世代プラットフォーム「STLA Large」を採用、ノーズに大きなエアダクトを装備する「Rウィング」などが話題となった。Rウィングは高速時の空気の流れを改善し、ダウンフォースの増加に役立つ。この革新的なフラップは、運転モード、周囲温度、速度などの運転条件に基づいて自動的に調整できると説明されている。さらに、フラップの角度は車内から調整できるという。しかし、「USPTO」(米国特許商標庁)へ申請されたシステムによって、さらなる進化を見せる可能性が発覚した。

この新しい特許は、アクティブエアロコンポーネントが自動または手動で調整可能となり、Rウィングが高速時のダウンフォースを改善、パガーニ「ウアイラ」にあるものと同様に機能すると思われる。

Rウィングは、チャージャーの空力パススルーとして設計されたが、特許申請には、ダウンフォースの増加に役立ち、調整可能なフラップを備えたRウイングの改訂版が記載されている。

このシステムは、フラップのアクチュエーターをRウィングの中央に収納、フラップは独立して動作することも、単一のユニットとして動作することもできるようだ。

ダッジは特許出願の中で、この革新的なフラップは、運転モード、周囲温度、速度などの運転条件に基づいて自動的に調整できると説明、さらに、フラップの角度は車内から手動で調整できるという。

すでに2024年チャージャーの内燃バージョンとバッテリー電気バージョンを発表しているが、どちらもこの特許に描かれているような調整可能なRウィングフラップを備えておらず、これらのアクティブ空力フラップが量産化されるまで2~3年がかかるかも知れない。しかし同ブランドは、現在フラッグシップとなる800Vのチャージャー デイトナEVを開発中で、このアクティブエアロ採用第一弾となる可能性もありそうだ。