アドヴィックス 「ユーロ7」対応ブレーキパッド開発 2社から受注を獲得

AI要約

アドヴィックス(本社刈谷市)は、ユーロ7に対応した環境規制ブレーキパッドを開発。人工知能を活用し、耐摩耗性と高い制動力を両立。国内外の完成車メーカー8社と実車評価を進めている。

ユーロ7では、ブレーキから排出される粉じんも規制対象。開発期間を短縮しながら、品質を確保するためにAIを導入。

今後は欧州市場での需要獲得も狙い、受注済み2社を含めた取引を拡大。環境規制への対応を強化。

アドヴィックス 「ユーロ7」対応ブレーキパッド開発 2社から受注を獲得

 アドヴィックス(本社刈谷市)は、欧州委員会が定める自動車の環境規制「ユーロ7」に対応したブレーキパッドを開発した。ユーロ7では、ブレーキから排出される粉じんも規制対象となる。人工知能(AI)を活用し、開発期間を短縮しながら耐摩耗性と高い制動力(ブレーキの効き)を両立した。受注済み2社を含め、国内外の完成車メーカー8社と実車評価などを進めている。今後、規制で生まれる欧州での需要獲得も狙う。