京東集団が今年2回目の自社株買い発表 9月から50億ドル規模で

AI要約

中国のEC大手京東集団が、新たに50億ドルの自社株買いプログラムを承認したことが発表された。

京東集団は今年2回目の自社株買いを表明し、3年間に渡って購入が可能となる。

中国のEC業界では、低調な国内小売市場に対する株主の不安を和らげるため、自社株買いが活用されている。

京東集団が今年2回目の自社株買い発表 9月から50億ドル規模で

[27日 ロイター] - 中国電子商取引(EC)大手の京東集団(JDドット・コム)は27日、取締役会が新たに50億ドルの自社株買いプログラムを承認したと発表した。9月から3年間の購入が可能となる。

京東集団が自社株買いを表明したのは今年2回目で、既に3月に30億ドル規模のプログラムを打ち出している。

ライバルのアリババグループも2月に250億ドルの自社株買いを発表した。

中国EC業界は、低調な国内小売市場を不安視する株主に対して、信頼をつなぐ手段の一つとして自社株買いを活用しているとみられる。