年間配当100万円を実現した名物投資家が、大暴落でも強気にメガバンク銘柄を買い増した理由

AI要約

新NISAの導入に伴い、個人投資家の間で高まっていた投資熱が、一転して冷え込む事態となった。2024年8月5日に発生した株価の大暴落である。この日の日経平均株価は4451円の大幅下落を記録し、1987年のブラックマンデー翌日に見られた3836円の下落を上回り、過去最大の下げ幅となった。暴落率でも史上2番目の規模となり、市場に衝撃を与えた。

この急激な市場変動を受け、インターネット上では「新NISAを始めたことを後悔している」「相場はまさに地獄のようだ」といった投資家の悲観的な声が多数見られる。そこで、大型株の配当株を中心とした投資手法を確立し、8万部を超えるベストセラーの第2弾『新NISAで始める!年間240万円の配当金が入ってくる究極の株式投資』(クロスメディア・パブリッシング)を今年5月に出版した投資家の配当太郎氏に、このような市場環境下でも安定した配当収入を得るにはどうすればいいか、聞いた。みんかぶプレミアム特集「一人勝ち投資術」第6回。

今回の株価暴落には大きな衝撃を受けました。しかし、過去にライブドアショックやリーマンショック、東日本大震災といった大規模な市場の混乱を経験してきた投資家としては、株式投資は予測不能な事態が起こるものであり、冷静に対応し、嵐が過ぎ去るのを待つことが重要だと感じています。

年間配当100万円を実現した名物投資家が、大暴落でも強気にメガバンク銘柄を買い増した理由