秋の臨時列車で「185系」「255系」の登板ゼロ 今週一週間の鉄道ニュース

AI要約

JR東日本が10月~11月の臨時列車の概要を発表。人気の185系や255系は登板せず。

「シンカンセンスゴイカタイアイス」が硬い状態で配送されるキャンペーンを展開中。

JRCP通販サイトではアイスクリームケースも販売開始。

秋の臨時列車で「185系」「255系」の登板ゼロ 今週一週間の鉄道ニュース

 一週間の鉄道ニュースの中から、鉄道コム注目の話題をご紹介するこの連載。今回は、秋(10月~11月)の臨時列車と、人気の「アイス」についての話題をご紹介します。

 JR東日本は8月22日、10月~11月に運転する臨時列車の概要を発表しました。SL列車や観光列車、イベントにあわせた列車など、さまざまな列車の運転が予告されているのですが、鉄道ファンに人気のある185系と、3月に定期運転を終了した後も臨時列車に使われてきた255系の2形式は、秋の臨時列車への登板はないようです。

 1981年にデビューし、かつては特急「踊り子」などで使われてきた185系。定期運用を退いた後も、今年7月までは臨時列車(一般にきっぷを発売する列車)で使われてきましたが、8月以降は団体臨時列車で走るのみとなっています。ツアーではまだまだ使われるようですが、その今後が注目されています。

 房総方面の特急列車を中心に活躍してきた255系は、今年3月の定期運転終了後も、「新宿わかしお」「新宿さざなみ」などの臨時列車に投入されてきました。255系が「新宿わかしお」「新宿さざなみ」に投入されたのは夏の繁忙期シーズンが中心。1993年デビューと、決して新しいわけではない255系ですが、こちらは年末年始などの繁忙期に、ふたたび臨時列車に投入されるかもしれません。

 もう一つご紹介するのは、新幹線で人気のアイス「シンカンセンスゴイカタイアイス」(正確には半角カタカナ)こと「スジャータアイスクリーム」の話題です。JR東海グループのJR東海リテイリング・プラス(JRCP)は、同社の通販サイトでこのアイスを購入した際、通常よりも硬い状態で配送する「ドライアイス"マシマシ"キャンペーン」を、8月23日から9月9日までの期間限定で展開しています。

 このアイスの硬さの秘密は、アイスの濃厚な味を引き出すための成分と、ドライアイスで冷却していることの2点。その後者について、JRCPは今回、配送時に封入するドライアイスを通常の倍の量に変更。これにより、通常比で112パーセントの硬さとなった状態にできるとしています。なお、同社通販サイトでは、アイスを6個入りまたは11個入りで販売していますが、キャンペーンの対象となるのは6個入りのみです。

 JRCPではこのほか、シンカンセンスゴイカタイアイス用の「アイスクリームケース」を、8月28日より同社通販サイトで販売することも発表しています。