パソコンの操作、自動追跡 マイクロソフト10月提供

AI要約

米マイクロソフトが新型パソコン「コパイロット+PC」で自動操作追跡機能「リコール」を提供することを発表。

リコール機能はスクリーンショットを記録し、以前の作業内容を簡単に探せる特徴を持つ。

プライバシー保護のために利用者の同意と認証が必要で、初期設定は「オフ」になっている。

 【ニューヨーク共同】米マイクロソフトは21日、生成人工知能(AI)の機能を簡単に使える新型パソコン「コパイロット+(プラス)PC」で、自動でパソコン操作を追跡する新機能「リコール」の提供を10月に始めると発表した。

 数秒ごとにスクリーンショットを記録し、以前開いたウェブサイトやアプリ、作業内容を簡単に探せる。5月に発表したが、専門家からプライバシー侵害の恐れがあるとの批判が上がっていた。

 マイクロソフトは「安全性は最優先事項だ」と強調。利用者が同意しないままリコールが作動しないよう、初期設定では「オフ」にする。利用するには本人確認するための認証の登録が必要となる。