スバルの軽トラサンバーが「何故かストラトス仕様」に!? トランポもリフレッシュしよう!! Vol.9

AI要約

水没号こと軽トラサンバーの訳あり車を購入し、トランポ仕様に改造。継続車検で構造変更申請を行い、走行距離も少なく良好な状態。

夏場の暑さに苦しんだ結果、エアコン付きの車両を購入。水没号はバイク仲間の元へ戻り、活躍の場を変える。

バイク仲間のデザイン業に興味を持たれた軽トラサンバー。装飾のアイデアが模索される中、新たな可能性が広がる。

スバルの軽トラサンバーが「何故かストラトス仕様」に!? トランポもリフレッシュしよう!! Vol.9

 水没号こと軽トラサンバーの訳あり車を購入して以来、水没車としてのメンテナンスメニューを進行するのと同時に、大型バイクを積載できるトランポ仕様への改造=使い勝手を優先した改造へ着手。そして、継続車検のタイミングで構造変更申請届けを出しました。

 幌付であっても、幌布部分を簡単に取り外せるようになっていて、尚且つ、幌布を縛る天井周りのフレーム部分が、手作業で簡単に分解できる仕様になっていれば(フレームの固定に蝶ネジが使ってあれば大丈夫)、通常のトラック=車体形状的には「キャブオーバー」として構造変更申請できるそうです。そんなこんなで水没車ながら絶好調を取り戻し、その走りも少なめの実走行距離を反映した素晴らしいものでした。

 ところが、夏場になると小さな軽トラキャビン内は異常な暑さ……。全国有数の酷暑エリアで知られる、群馬県館林市を走っていた時に、運転しながら熱中症になりかけてしまいました。そのときは木陰と自動販売機の冷たい飲み物に助けられましたが、さすがにエアコン無しの辛さを思い知り、連載リポートの通り、エアコン付きで車検が丸々2年付いた軽トラサンバー(2駆TT1の初期型)を、メルカリで購入しました。

 通称「水没号」の、その後がどうなったかと言えば、これも既報の通り、ぼくに水没号を紹介してくれたバイク仲間の元へ出戻っていきました。キャブオーバーの平荷台はアオリを取り外して、赤帽専用で昇降する幌屋根付きのボックスを積載。この幌屋根も取り外すことができるので、現状の登録「車体形状」に変更は無く継続車検をパスできるらしいです。なんだか日本の車検制度はよくわかりません………。

 真っ白なキャビンと同じく、白いボックスを積んで仕事の脚として、ときにはバイクを積載運搬するトランポとして、大活躍しているのが現「赤帽箱を積載した軽トラサンバー」号です。

 仕事の打ち合わせで、デザイン業(看板屋さん)を営むバイク仲間の仕事場へ出向くと、新たに導入した軽トラサンバーに興味津々の様子。何故なら、バイク仲間も、仕事柄軽トラを多用していて、現在は、ホンダアクティトラックの後期仕様を走らせています。仕事柄、スペースを見つけると装飾したくなる様子で「この白く余った部分をカッコ良くしてみない!?」と呟いていたそうです……。そんなお話しをしながら、スマホで軽トラサンバーを撮影。果たして、どんなアイデアが飛び出すのか……。