中国、モラルハザード回避-碧桂園が危ぶまれていた利払い実施

AI要約

中国の不動産開発大手、碧桂園が危ぶまれていた人民元建て債の利払いを実施し、経営難に陥ったデベロッパーの債務返済を支援する政府系プログラムの発動が回避された。

碧桂園は表面利率3.95%と3.8%の社債について、計6595万元(約14億2500万円)の利払いを行い、中債信用増進投資が保証している。

中国当局は2022年、債務返済に苦しむ民間デベロッパーの流動性危機を回避させるプログラムを導入。保証プログラムの支払い条項を発動させるのではなく、資金を用意させる可能性もある。