ヒョンデのアイオニック 5 Nが富士スピードウェイのオフィシャルカーに

AI要約

2024年8月1日、富士スピードウェイのオフィシャルカーとして高性能EV「ヒョンデ アイオニック 5 N(IONIQ 5 N)」が採用されることが明らかになった。

「ヒョンデ アイオニック 5 N」は、アイオニック 5のハイパワーバージョンで、BEVのアイオニック 5をベースに前後の2モーターをパワーアップ。

アイオニック 5 Nは、WRC世界ラリー選手権などで活躍するヒョンデが開発したモデルで、モータースポーツで培ったテクノロジーを活かしている。

ヒョンデのアイオニック 5 Nが富士スピードウェイのオフィシャルカーに

2024年8月1日、富士スピードウェイのオフィシャルカーとして高性能EV「ヒョンデ アイオニック 5 N(IONIQ 5 N)」が採用されることが明らかになった。今回発表された期間は2024年8月1日から2025年7月31日まで。

「ヒョンデ アイオニック 5 N」は、アイオニック 5のハイパワーバージョン。BEV(バッテリー電気自動車)のアイオニック 5をベースに、前後の2モーターをパワーアップ、システムの最高出力は448kW、最大トルクは740Nmに達する。しかも、10秒間だけ使用可能なNグリン ブースト時は478kW/770Nmにまでアップする。また、このハイパワーに対応するため、専用の電子制御サスペンションや高性能ブレーキも採用されている。

アイオニック 5 Nは、WRC世界ラリー選手権やツーリングカーなどで活躍するヒョンデが、モータースポーツで培ったテクノロジーを注いで開発したモデルで、BEVでもエキサイティングなドライビング提供し、「高性能EV」という新しいカテゴリーを開拓するパフォーマンスが注目を集めている。

車名の「N」はヒョンデのハイパフォーマンス ブランドの総称で、ヒョンデのR&D拠点がある韓国の南陽(ナムヤン)と、開発テストの舞台であるニュルブルクリンク サーキットの頭文字に由来する。

アイオニック 5 Nは、2023年7月にグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでワールドプレミアされ、2024年6月5日より日本市場でも販売が開始されている。

●全長×全幅×全高:4715×1940×1625mm

●ホイールベース:3000mm

●車両重量:2210kg

●モーター:交流同期電動機×2

●最高出力:前175kW(238ps)、後303kW(412ps)

●最大トルク:前370Nm、後400Nm

●システム最大出力:448kW(Nグリン ブースト時:478kW)

●システム最大トルク:740Nm(Nグリン ブースト時:770Nm)

●バッテリー総電力量:84kWh

●最高速度:260km/h

●0→100km/h加速:3.5秒(Nグリン ブースト時:3.4秒)

●一充電航続可能距離:625km(欧州仕様値)

●駆動方式:4WD

●タイヤサイズ:275/35ZR21

●車両価格(税込):858万円