海外自動車メーカー、ロボタクシーの動き加速 中国・小鵬汽車、26年に販売開始

AI要約

中国の小鵬汽車(XPeng)が2026年に無人タクシーの販売を開始する計画を発表。

自動運転タクシー市場には他にもリマックグループやテスラが参入を予定しており、競争が激化する見通し。

小鵬汽車は製造から運営までの一貫したサービス提供をめざす一方、テスラはパートナーとの協業に重点を置く方針。

海外自動車メーカー、ロボタクシーの動き加速 中国・小鵬汽車、26年に販売開始

 中国の新興EVメーカー、小鵬汽車(XPeng)が2026年に無人タクシー(ロボタクシー)の販売を開始する。創業者でもある何小鵬CEOがSNSに投稿したもので、6月にはクロアチアのリマックグループが投入を発表、米テスラも秋に発表を予定しており、自動運転タクシーを投入する自動車メーカーが増えつつある。

 何CEOは投稿のなかで、「ロボタクシーに関しては製造から(タクシーの)運営までをめざすテスラとは一線を画す。当社は26年には高度な競争力あるロボタクシーを発表したい。運営には関与せず信頼できるパートナーとの協業という形態にしたい」と述べている。

 ロボタクシーは今年の自動車業界のキーワードの感がある。クロアチアの新興メーカー・リマックが自律走行車を使った配車サービス「Verne(ベルヌ)」を26年までにザグレブで提供開始する。

 テスラも自動運転タクシー「Cybercab(サイバーキャブ)」を10月10日に発表の予定という。