バークシャー、BofA株を追加売却 計38億ドル超える

AI要約

バークシャー・ハサウェイがBofA株を38億ドル以上で売却し、その所有比率は変わらず9億4240万株を保有。

BofA株の売却は昨年10月末から始まり、取得価格の3倍以上の評価額に達していた。

バフェット氏はBofAに50億ドルの優先株を購入して以来、継続的な投資を行っていた。

バークシャー、BofA株を追加売却 計38億ドル超える

[1日 ロイター] - 著名投資家ウォーレン・バフェット氏率いる米投資会社バークシャー・ハサウェイが、米銀大手バンク・オブ・アメリカ(BofA)の株式を追加売却した。7月中旬以降の売却額は計38億ドルを超えた。

規制当局に1日夜提出した書類で明らかになった。

バークシャーは7月30日から8月1日にかけて約1920万株のBofA株を7億7900万ドル前後で売却。7月17日以降、9040万株売却している。

売却後もBofAの筆頭株主であることに変わりはなく、9億4240万株(発行済み株式の約12.1%、約372億ドル相当)を保有している。

バークシャーは保有比率が10%を下回るまで、株式売却を当局に報告する義務がある。

バークシャーはBofA株が昨年10月末から約66%上昇した時点で同株の売却を開始。保有株の評価額は450億ドル以上と、取得価格(146億ドル)の3倍近くになっていた。

バークシャーは2011年に50億ドルの優先株を購入して以降、BofAに継続的に投資してきた。

バフェット氏は昨年4月、CNBCに対し、BofAのブライアン・モイニハン最高経営責任者(CEO)への強い支持を表明。保有株を売却したくないと話していた。