ショー復活の「ヴィクトリアズ・シークレット」 プロデューサーが語るランウエイ計画

AI要約

ヴィクトリアズ・シークレットが6年ぶりのファッションショー復活を発表。プロデューサーが新たなショーの方向性について語る。

最後のショーでは豪華なラインナップが登場し、ABCで放映された。しかし、過去の問題も取り沙汰された。

ライバルブランドの影響もある中で、ヴィクトリアズ・シークレットはどのような展開を見せるのか注目が集まる。

ショー復活の「ヴィクトリアズ・シークレット」 プロデューサーが語るランウエイ計画

2018年以来、6年ぶりのファッションショー復活を発表した「ヴィクトリアズ・シークレット(VICTORIA’S SECRET)」。ショーのプロデューサーを務めるジャニー・シャファー(Janie Schaffer)=チーフ・デザイン&クリエイティブ・オフィサーとサラ・シルヴェスター(Sarah Sylvester)=マーケティング担当エグゼクティブ・バイス・プレジデントに、ショーの計画について聞いた。

08年に「ヴィクトリアズ・シークレット」に入社し、12年に退社、そして20年に復帰したシャファーは「誰もが見たことがないような、より大きく、より良いショーになるだろう。昔の『ヴィクトリアズ・シークレット』のフィルターではなく、現在の『ヴィクトリアズ・シークレット』のレンズを通して、私達のショーがいかに素晴らしいものであったかを讃える意味が込められている」と語る。

2018年に開催した最後の“ヴィクトリアズ・シークレット・ファッションショー”

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18年に行われた最後のショーでは、「ヴィクトリアズ・シークレット」のスーパーモデル、通称エンジェル達が登場し、ショーン・メンデス(Shawn Mendes)、リタ・オラ(Rita Ora)、ザ・チェインスモーカーズ(The Chainsmokers)、ビービー・レクサ(Bebe Rexha)、ホールジー(Halsey)、リーラ・ジェイムス(Leela James)、ケルシー・バレリーニ(Kelsea Ballerini)、ザ・ストラッツ(The Struts)が音楽パフォーマンスを披露した。ニューヨークのピア94で収録され、後にABCで放映された。

当時、Lブランズの傘下だった「ヴィクトリアズ・シークレット」は、20年の「ニューヨーク・タイムズ」で女性差別やいじめ、ハラスメントの文化があることを暴露された。毎年恒例のテレビ特番は中止され、ファッションショーのチーフ・マーケティング・オフィサーを長年務めてきたエド・ラゼック(Ed Razek)は、プラスサイズやトランスジェンダーモデルの採用を拒否したことで反発を受け、退社した。この年、リアーナ(Rihanna)の「サヴェージ×フェンティ(SAVAGE X FENTY)」が多様性にあふれたモデルを起用し、インクルーシブなブランドとして立ち上げられている。