ファミマ、小児がん患者支援の「みんなのレモネード」第二弾発売、売上の一部を寄付、公式XではTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』の麗日お茶子も応援

AI要約

ファミリーマートは、小児がんの子どもたちを応援するためにチルド飲料「みんなのレモネード ピンクのレモネード」を全国の店舗で発売する。

昨年に続き、小児がん患者支援団体と協力して商品開発を行い、売上の一部を寄付する取り組みを行う。

商品は大きな反響を呼び、今回はピンクのレモネードとして開発。さわやかな味わいと甘み、ほんのりピンク色が特徴的。

ファミマ、小児がん患者支援の「みんなのレモネード」第二弾発売、売上の一部を寄付、公式XではTVアニメ『僕のヒーローアカデミア』の麗日お茶子も応援

ファミリーマートは、サステナビリティに関する取組みの一環として、小児がんの子どもたちの応援に繋げるチルド飲料「みんなのレモネード ピンクのレモネード」(220ml/220円税込)を7月30日、全国のファミリーマート店舗約1万6,300店舗で発売する。29日、東京・芝浦の本社で商品発表会を開いた。

「みんなのレモネード」は、ファミリーマートの細見研介社長が小児がん経験者の榮島四郎さん(集合写真の右から2番目)が描いた絵本『ぼくはレモネードやさん』に感銘を受け、商品を通じて応援できないかという想いから誕生した商品だという。

昨年度、絵本の作者である榮島さんが会長を務め、小児がん患者とその家族のサポートや啓発活動に取り組む「一般財団法人みんなのレモネードの会」のメンバーと一緒に「ファミレモ部」を発足。「商品開発チーム」「デザインチーム」の2つのチームに分かれて開発し、昨年8月1日、子どもたちが描いたデザインをパッケージに採用し、売上の一部を「みんなのレモネードの会」に寄付する商品として発売した。

同品はSNSを中心に大きな反響を集め、発売から約2週間で完売したという。また、参加した「ファミレモ部」の子どもたちからも多くの喜びの声や感謝のメッセージが寄せられたそうだ。

企画2年目となる今回は、小児がんへの認知・理解を一層促進するために取組みを継続。今回も「商品開発チーム」に20家族34人、「デザインチーム」に29家族43人が参加して共同開発し、子どもたちの意見をとり入れて1年目とは違うフレーバー・見た目の「ピンクのレモネード」を開発。国産レモン果汁10%、グァバ果汁1%を使用し、さわやかな味わいと甘み、ほんのりピンク色の商品を作り上げた。パッケージもピンクを基調としたデザインとしている。

今回も売上の一部を小児がん患者を支援する活動に寄付する。また、「公式X」では人気TVアニメ『僕のヒーローアカデミア』の登場キャラクターでコスチュームカラーがピンクの「麗日お茶子(うららかおちゃこ)」とコラボし、ピンクのレモネードの写真をポストする応援投稿を盛り上げるという。

なお、この商品に限らず同社では同アニメとコラボして「ファミマにヒロアカが来た!」キャンペーンを7月30日から実施し、コラボ商品の発売やオリジナルグッズのプレゼントなどを行う。

発表会であいさつした榮島さんは「僕の絵本がきっかけで、このような素晴らしい企画となり、たくさんの人と協力して去年に引き続きレモネードができたことはとても嬉しい限り」など話した。

また、パッケージのイラストの1つを描いたメンバーの女の子は「“みんなのレモネードの会”の皆とファミリーマートの皆さんは離れていても繋がっている、いつもそばにいるよという想いをレモンちゃんたちが手でハートを作っているような絵に込めた。試作品の試飲をしたとき、今回はピンクグァバが加わって可愛い所が一番のおすすめポイントで、ちょっと甘みもあるので幅広い年代の方々に手にとってもらえると思う」など感想を述べていた。