臨海部ルート、31年度開業で調整 羽田空港アクセス線 JR東日本

AI要約

羽田空港と東京都心を結ぶ新線「羽田空港アクセス線(仮称)」の臨海部ルートが2031年度に開業する方向で調整中。

東京駅方面の「東山手ルート」は、31年度に開業する予定。

臨海部ルートは羽田空港―新木場間を直通約20分で結び、訪日客などの利便性が向上する見込み。

 羽田空港と東京都心を3ルートで結ぶ新線「羽田空港アクセス線(仮称)」で計画するルートのうち、空港から新木場駅(東京都江東区)の間を結ぶ「臨海部ルート」について、JR東日本が2031年度の開業を目指す方向で調整していることが24日、分かった。

 

 3ルートのうち、東京駅方面の「東山手ルート」については、JR東が昨年4月、31年度の開業を目指すと公表している。

 「臨海部ルート」は羽田空港―新木場間を、直通約20分でつなぐとされる。新木場からは、JR京葉線で2駅先の東京ディズニーリゾートのある舞浜駅(千葉県浦安市)が立地しており、訪日客などにとっても空港からのアクセスの利便性が増す。