タイムを出すために生まれた、サーキット走行向け超ハイグリップタイヤ「SX-R」発売
GTラジアルの新製品「SX-R」は、サーキット向けのウルトラハイグリップタイヤで、前モデルの長所を活かして性能を向上させた。
非対称トレッドデザインや特殊コンパウンドを採用し、ドライ・ウェットコーナリング安定性を強化。縦のグリップを重視し、水抵抗性も高められている。
ブレーキ・ハンドリング性を向上させる太いブロックやコーナリング性能を強化する大きなブロックを配置。耐摩耗性も確保しつつ、性能を高めている。
阿部商会が取り扱うグローバルタイヤブランド・GTラジアルより、ハイパフォーマンスタイヤ「SX-R」が新発売。15~18インチの全5サイズのラインアップで価格はオープン。
「SX-R」は、主にサーキットでの使用を考えて開発された、ウルトラハイグリップタイヤ。前モデル「SX2」の長所をすべて活かし、まったく新しいトレッドとコンパウンドを採用してタイヤの性能を改良している。
実績のある非対称トレッドデザインを踏襲し、ドライおよびウェットコンディションでのコーナリング安定性とグリップの向上が図られている。とくにタイムを出すことを目的として、縦のグリップが強化。ドライだけでなく多少のウェット路面にも対応するために、縦に2本の太いグルーブを配置し、アウター・インナーに帯状に施した太いグルーブで排水性を高めている。
センターの太いブロックでブレーキ・ハンドリング性を高め、アウターの大きなブロックではコーナリング性能を強化。トレッドウェアは140と柔らかいコンパンドを採用しているものの、最新のコンパウンドテクノロジーの導入により、耐摩耗性も向上している。