元トライアンフ技術者が開発した新時代のネオレトロ電動バイク『Maeving RM1S』

AI要約

英国の電動バイクメーカーMaevingが米国市場に最新モデル『RM1S』を投入した。価格は約145万円で、都市部走行に適したネオレトロバイク。

RM1Sは最高速113km/h、航続130kmを実現。バッテリーはLGセルを使用し、3時間で充電可能。

デザインはクラシックなスタイルを採用しつつ、LEDライトやブレーキシステムで安全性も確保。ダンロップ製タイヤとライディングモードも備えている。

元トライアンフ技術者が開発した新時代のネオレトロ電動バイク『Maeving RM1S』

英国の電動バイクメーカーのMaevingは7月5日、最新モデル『RM1S』を米国市場で発売した。現地ベース価格は8995ドル(約145万円)で、まずはカリフォルニア州で発売され、他の州にも順次展開される予定だ。

このバイクは、元トライアンフのエンジニアチームによって設計され、クラシックなバイクデザインと現代の電動バイクの性能を融合させた新時代のネオレトロバイクだ。

Maevingは、都市部でのライディングに適したバイクを手がけるメーカー。初代モデル『RM1』は英国で最も売れた電動バイクとなり、世界的にも高評価を得ている。新モデルのRM1Sは、この成功を受けてさらに進化し、最高速113km/h、航続130kmを実現している。リアに搭載されたモーターは、連続7.0kW(ピーク時10.5kW)の出力と184ft-lbs(249Nm)のトルクを発揮する。

RM1Sは、都市部の交通をスムーズに切り抜けるだけでなく、高速道路でも快適に走行できる。シート高は785mmで、低速から高速まで自信を持って操作できるという。

バッテリーパックは取り外し可能で、自宅や職場の標準的なコンセントで充電できる。LGのセルを使用した2つのバッテリーは、3時間で20%から100%まで充電可能だ。

デザイン面では、1920年代のボードトラッカーバイクやカフェレーサー時代からインスピレーションを受けたクラシックなスタイルを採用している。アナログスピードメーターやダイヤモンドステッチのソロシートなどが特徴。一方で、現代的なLEDライトや連動ブレーキシステムなど、最新の安全性も確保されている。ダンロップ製のタイヤは、カーボンファイバー製のフェンダーの下に装着され、3つの切り替え可能なライディングモードを備えている。