今や新車の4割が軽!? スーパーハイトワゴンが鬼のブームに!! なのに[ウェイク]が1代で消えたワケ

AI要約

軽自動車の絶版モデルが紹介される。新車販売の40%を占める軽自動車市場で個性派や新参モデルが苦戦し、人気の車種も消えていく様子が描かれる。

販売低迷や実用性の欠如などが絶版モデルの理由として挙げられ、競争が激化する軽自動車市場で生き残るためには完成度の高さや実用性が重要であることが示唆されている。

軽自動車市場において、価格競争や新技術導入などの影響が絶版モデルに及ぼす影響が明らかになっている。

今や新車の4割が軽!? スーパーハイトワゴンが鬼のブームに!! なのに[ウェイク]が1代で消えたワケ

 新型車がクルマ好きの耳目を集めるいっぽうで、ひっそりと役割を終え、姿を消していくクルマもある。ここでは、新車販売の4割以上を占める軽自動車の絶版モデルをご紹介。人気の軽自動車にも、はかなく消えていくモデルはあるのだ!!

※本稿は2024年5月のものです

文/永田恵一写真/スズキ、スバル、三菱、ダイハツ

初出:『ベストカー』2024年6月10日号

※本記事の絶版年は基本的に生産終了年としています

 新車販売の40%を超える軽自動車の人気は依然高止まりしているが、その大半はスーパーハイトワゴン軽自動車で、かつて隆盛を誇ったワゴンR、ムーヴも苦戦しているほど。それゆえ個性派モデル、新参モデルの人気は長続きせず、絶版の憂き目に。

 かなり激戦区だが、だからこそ残っているクルマの強者感というのだろうか、とにかく完成度の高さに惚れ惚れとしてしまう。

 軽シティコミューターで、価格も安かったが、総合的に考えればアルトのような軽セダンのほうが実用的だったこともあり販売も低迷。

 ツイン同様の軽シティコミューターだったが、R1はプレミアム感を追及。デザインも美しかったが、いかんせん実用性に欠けていた。

 RRレイアウトのユニークな軽乗用車。RRのメリットがBEVのi-MiEV以外薄く、価格が割高だったのも売れなかった原因だろう。

 スーパーハイトワゴン軽を凌駕する全高がセールスポイントの軽乗用車で、その売りの高さにより操安や燃費が悪化。過ぎたるは及ばざるがごとし!?