いすみ鉄道の気動車が譲渡へ 新天地には小湊鐵道と銚子電鉄の姿も!

AI要約

いすみ鉄道が気動車いすみ206型を譲渡し、保存されていた車両がホテル内で展示されることが決定した。

保存されたいすみ206型は以前はいすみ鉄道で運行されていた車両であり、全7両の中から1つが保存された。

これは千葉県内で鉄道ファンや観光客にとって新たな楽しみとなる取り組みである。

いすみ鉄道の気動車が譲渡へ 新天地には小湊鐵道と銚子電鉄の姿も!

 千葉県の房総半島なかほどで鉄道を運行するいすみ鉄道は2024年7月3日(水)、国吉駅(いすみ市)で保存されていた気動車いすみ206型を譲渡すると発表しました。この車両は、いすみ鉄道が開業した1988(昭和63)年にいすみ100型として導入され、その後ロングシートを備えていすみ200型となりました。

 譲渡先は「龍宮城スパホテル三日月」(木更津市)。ホテル内に「TRAIN/BUSルーム」が設けられ、うち「いすみ鉄道ルーム」で車両が展示されます。なお「TRAIN/BUSルーム」とは、「千葉県をもっと楽しんでもらいたい」という思いから、いすみ鉄道と小湊鐵道、銚子電鉄がコラボし企画されたものです。

 ちなみに全7両が運行されたいすみ200型は、ミャンマー国鉄へ譲渡されたり、いすみ市内にある鉄道車両保存施設「ポッポの丘」で展示されたりなど、全車両が廃車されずに第2のステージで活躍しています。