米ウォルマート、閉鎖したヘルスケア施設売却で協議=報道
米小売業大手ウォルマートは、閉鎖した診療所の売却を検討している。
ウォルマートは50箇所の診療所を閉鎖し、オンライン診療事業からも撤退することを発表。
遠隔診療子会社を新興企業に売却し、今後の展望に注目が集まっている。
[2日 ロイター] - 米小売業大手ウォルマートは、既に閉鎖した診療所の売却に向け買い手候補と協議を行った。米フォーチュン誌が2日、事情に詳しい複数の関係者の話として報じた。
4月にウォルマートは51カ所の診療所全ての閉鎖と、オンライン診療事業からの撤退を決定。採算が見えず持続不可能と判断したことを理由に挙げている。
報道によると、これまで米ヒューマナなどの医療保険会社との交渉があった。
交渉が継続中かどうか不明だが、ウォルマートはその過程で診療所への巨額の投資の一部について、売却などの
ウォルマートは先週、遠隔診療子会社MeMDをヘルスケア技術の新興企業ファブリックに売却した。売却額は明らかにしていない。