自動車趣味に革命! 「RENDEZ-VOUS(ランデヴー)」が新サービスを開始
自動車趣味には大きな費用がかかるが、ランデヴーの新サービスでは共同所有が可能になり、様々な車種を選択できるようになっている。
共同所有の方法が大幅に変更され、月額支払いや72日間の利用が可能となり、ハードルが下がった。
今後の展開が期待されるランデヴーのサービスには、注目度が高いことが示唆されている。
なにをどうしても自動車という趣味には大きなお金が付きまとう。近年のヴィンテージカーブームによって価格が大幅に高騰し、一気に雲の上の存在になったもの、購入より維持の難易度の方がハードルが高い場合など、経済的、環境的な要因で憧れの車を諦めた経験がある人はごまんといるだろう。
それはむしろ、すんなり憧れのクルマに乗れる方が稀なのではないかというくらいに。
そんな”当たり前”だった障壁を乗り越えられるサービスがあるとしたら?
好きなクルマと、好きな暮らしができたら?
信じ難いことに、それこそがランデヴーの新サービスなのである。
ランデヴーは、コレクタブルカーのマッチング販売から始まり、2022年には投資的な側面を持つ共同所有サービスをローンチ。これまで取り扱ってきたクルマはフェラーリ テスタロッサや512BB、ジャガーEタイプなど。テスタロッサや512BBは実際に売却益を出し、共同所有オーナーへの分配にも成功したという。
今回発表された新サービスの概要は、これまでの共同所有サービスとは大きく異なる。
従来のサービスでは、ランデヴーがセレクトした車両において、車両代金プラス維持管理費等の金額を8人のオーナーで分配して共同所有。利用できるのは年間12回、1年後には売却。売却額を共同所有オーナーに分配する投資のような形式で、1年分を一括払いする必要があった。
今回の大きな変更点は、スーパーカーからキャンピングカーまで、クルマを自由に選べるようになったこと。リクエストを募り、同車種を希望するオーナーが一定数(2~8人)集まり次第、マッチング。そこから共同所有が開始となる。
次に金額もリーズナブルに。分配の対象が「車両の本体価格」から「契約期間における車両価値の減少分」になった。これにより、利益が見込める投資的な側面が消えたものの、負担金額が大幅に減少。さらには、月額払いが可能となったことで、さらに大きくハードルが下がったといえる。
利用できる日数も年間12日から72日に。
横浜ベースの追加により、都心からのアクセスが向上したことも大きなポイントである。
余談として、メディアの質疑応答の場面では、約1時間ほど質問が飛び交った。これはとても異例で、ランデヴーに対する注目度や興味の高さを実感した。