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ブルUバン【2】「L型の柿本レーシングとロータリーのRE雨宮」は自分の中の2大ヒーロー
柿本レーシングが全盛期のL型チューン界を席巻した30年前。ブルーバードUはその魂を宿し、4気筒バンボディで新境地を切り開いた。
オーナーは柿本レーシングとRE雨宮をヒーローとし、愛車のチューニングを決意。200km以上の距離を乗り越え、柿本レーシングに依頼。
初出は2020年のノスタルジックスピード。記事は加筆を含め、当時の内容を紹介している。
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[2/7]今から30年ほど前、L型チューン全盛期。柿本レーシングは名実ともにチューニング界を制した。ここで紹介するブルーバードUは、L型チューンの伝説ブランド「柿本」の魂を宿すチューンド。オーナーは、あえて4気筒、しかもバンのボディで、L型4気筒チューンの新境地を切り開く。
【1973年式 日産 ブルーバード U バン Vol.2】
最速チューナーへのあこがれの気持ちは今も変わらず、「L型の柿本レーシングと、ロータリーのRE雨宮が、自分の中の2大ヒーロー」とオーナーはいう。
だからこそ2年前、旧車モディファイが一段とブームになる中、愛車のチューニングを思い立った時、迷うことなく柿本レーシングの門を叩いた。地元の香川県坂出市から柿本レーシングがある大阪府堺市までは、片道200kmを超える距離。積車にブルバンを積み、店に持ち込んでの依頼だ。
初出:ノスタルジックスピード vol.024 2020年4月号
(記事中の内容は掲載当時のものを主とし、一部加筆したものです)