「管制塔から光で誘導」は神ワザか? JAL便で生きた二重三重の対策 “無線途絶”実はけっこう多い
2024年4月18日、羽田発新千歳空港行きのJAL(日本航空)512便が、無線機器の不具合により管制官との交信ができなくなりましたが、ライトガンを使用して着陸を成功させた事例。
通常、パイロットは管制官と継続的な交信を行うが、小型機などは自己判断で安全を確保する。今回の事例では無線通信が不能となり、対処方法が詳細に記載されたAIPに基づいて着陸が行われた。
パイロットは無線異常を伝えるためにスコーク7600を設定し、管制官との連絡手段を確立。これをきっかけに航空機と装置の通信エラー対応が注目を浴びた。
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