神奈川県の観光に手を出し始めた富士急が離島にも進出ってマジか?

AI要約

富士急行が箱根や熱海に進出し、温泉と離島を訪れる取材を行った。熱海市内にある富士急運営のリゾートホテルで豪華な食事を楽しんだ。

ホテルは全室オーシャンビューでファミリーユース向けの広々とした客室。夕食バイキングは豪華で飲み放題もあり、翌朝の朝食バイキングも充実した海産物が楽しめた。

熱海の素晴らしい朝食を楽しむためには、夕食はほどほどにしておくのが良いかもしれない。

神奈川県の観光に手を出し始めた富士急が離島にも進出ってマジか?

 富士急行といえば山梨県の会社で鉄道やバス事業の他に富士急ハイランド等の施設も運営している企業だ。その富士急が箱根や熱海にも本格的に手を出したらしい。何をはじめたのかを取材したのでレポートする。2日目は温泉と離島のパワースポットだ。

 文/写真:古川智規(バスマガジン編集部)

(詳細写真は記事末尾の画像ギャラリーからご覧いただくか、写真付き記事はバスマガジンWEBまたはベストカーWEBでご覧ください)

 箱根・十国峠と回ってきたメディア取材のために貸切られた富士急バス八王子営業所の日野セレガは、2日目に備えて熱海市内へと入っていく。

 箱根は神奈川県で十国峠ですでに静岡県に入ってはいるが、熱海市中心部までやってくると、やはり東海バスや伊豆箱根バスというイメージが強いので貸切車とはいえ違和感を感じる。

 何はともあれ、2日目に備えて熱海で宿泊しなければならない。案内されたのは熱海シーサイド スパ&リゾートだ。

 このホテルは温泉リゾートホテルだが、なんと富士急行が運営する。富士急色がまったくしないが、間違いなく同社グループだ。ちなみに全室がオーシャンビューだ。

 リゾートホテルなのでシングルルームはない。ツインの部屋をあてがわれたが、それでも相当広い。ファミリーユースで子供が一緒ならこれくらいの広さでちょうどいいのだろう。

 夕食バイキングはそれはもう豪華だ。カニから刺身まであらゆる食材が食べ放題だ。アルコールの飲み放題は後から付けることができるので、お父さんも安心して飲める。

 さらに翌朝の朝食バイキングはもっとすごかった。カニや刺身はないが、旅館の朝ごはんと言ったらコレ!というものはすべてそろっている。熱海といえば干物だが、すでに焼いたものではなく、自分でコンロで焼くのでその香りがまたたまらない。

 ご飯に乗せる海産物も豊富で、朝から海鮮丼が楽しめるとは思わなかった。この素晴らしい朝食を楽しもうと思えば、夕食はほどほどにしておいた方がいいのかもしれない。