NY株続伸、260ドル高 早期利下げ期待で買い優勢

AI要約

ニューヨーク株式市場は、週明けに5営業日連続で上昇し、米FRBの早期利下げ期待や景気改善見通しが買いを促した。

景気に敏感な銘柄が中心に買われ、石油株も上昇した。一方、ナスダック総合指数は3営業日ぶりに下落した。

個別銘柄ではアムジェンやゴールドマン・サックスが上昇し、セールスフォースは売られた。

 【ニューヨーク共同】週明け24日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日続伸し、前週末比260.88ドル高の3万9411.21ドルで取引を終えた。米FRBの早期利下げ開始への期待が継続し買い注文が優勢となった。

 早期利下げに伴う米経済の先行き改善の見方を背景に、景気に敏感とされる銘柄を中心に買いが入った。原油先物相場の上昇を受けて石油株も買われ相場を押し上げた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日続落し、192.54ポイント安の1万7496.82。

 個別銘柄では医薬品のアムジェンや金融のゴールドマン・サックスの上昇が目立った。ITのセールスフォースは売られた。