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顧客情報の不適切授受、大変遺憾=三菱UFJ銀などへの改善命令で官房長官
林芳正官房長官は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ銀行と証券2社が顧客の同意を得ずに情報共有を行い、業務改善命令を受けたことについて述べた。
顧客情報の不適切な授受が行われてきたことを遺憾に思い、各社が重く受け止め、抜本的改善対応を行う必要があるとしている。
林芳正官房長官は、再発を防ぐために金融グループ内の銀行や証券会社が今回の問題に取り組むべきだと訴えた。
![顧客情報の不適切授受、大変遺憾=三菱UFJ銀などへの改善命令で官房長官](/img/article/20240624/667926278517e.jpg)
Koh Gui Qing
[東京 24日 ロイター] - 林芳正官房長官は24日午後の記者会見で、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)傘下の三菱UFJ銀行と証券2社が顧客の同意を得ずに情報共有を行い、業務改善命令を受けたこと関し、日本を代表する金融グループ内の銀行や証券会社間で「顧客情報の不適切な授受が行われてきたことは大変遺憾」と述べた。
その上で、各社が今回の件を「重く受け止め」、再発を防ぐべく「抜本的改善対応」に取り組む必要があると語った。