【読売/朝日の報道は本当?】ホンダが50ccの生産終了?!→スーパーカブに66年の歴史を締めくくるファイナルエディション設定か?!

AI要約

1958年に登場し、日本のビジネスシーンを支え続けてきたホンダのスーパーカブ50。その60年以上の歴史に終止符が打たれてしまいそうだ。原付二種を出力制限することで原付一種とみなす“新基準原付”の導入により、現在販売されている50cc車の多くは生産終了となりそうだが、それは名車スーパーカブすら例外ではなさそうなのだ。

その理由は2025年11月に50cc車の排出ガス規制が改定されることをふまえて導入される“新基準原付(新原付)”にある。最高出力を4kW(5.4ps)に制限した110~125cc車を新原付と定め、従来の50cc車と同じく原付一種免許で運転可能に法改正するものだ。

実際、ホンダは国内ユーザーの事情を斟酌し、50cc車を排ガス規制に適合させる方向も検討していたと聞く。しかし最終的には新原付へと舵を切った模様。これにより、2025年11月をもって国内の新車ラインナップから50cc車が消滅するのはほぼ確実な情勢となった。

【読売/朝日の報道は本当?】ホンダが50ccの生産終了?!→スーパーカブに66年の歴史を締めくくるファイナルエディション設定か?!

ここ数日、読売や朝日など大手新聞社のネットニュースが一斉に「ホンダが50cc(原付一種)の生産を終了」と報じている。6月23日時点でメーカーからの公式発表があったわけではなく、おそらくは新聞向けの会見や囲み取材などで話が出たものと思われるが、ヤングマシンは3ヶ月ほど前からその情報を掴んでいた…というわけで、ここに当時の記事(2024年3月24日公開)を再掲載する。

1958年に登場し、日本のビジネスシーンを支え続けてきたホンダのスーパーカブ50。その60年以上の歴史に終止符が打たれてしまいそうだ。原付二種を出力制限することで原付一種とみなす“新基準原付”の導入により、現在販売されている50cc車の多くは生産終了となりそうだが、それは名車スーパーカブすら例外ではなさそうなのだ。

【ホンダ スーパーカブ50(24万7500円)】2022年にメッキだったマフラープロテクターとリヤキャリアをブラックアウトするなどの変更を受けた現行型。兄貴分110は同じ2022年に前後キャストホイールとFディスクブレーキ&ABSが導入されたが、50はスポークホイール&ドラムブレーキのまま。

1958年に登場した初代C100以来、66年にわたって生産され続けてきたスーパーカブ50。まさにホンダのアイコンと言っていいモデルが生産を終了する…。そんなショッキングな情報が飛び込んできた。

その理由は2025年11月に50cc車の排出ガス規制が改定されることをふまえて導入される“新基準原付(新原付)”にある。最高出力を4kW(5.4ps)に制限した110~125cc車を新原付と定め、従来の50cc車と同じく原付一種免許で運転可能に法改正するものだ。

この新原付の導入が確定的となったことを受け、ヤマハはホンダからOEM供給を受けている50cc車の販売終了と新原付への移行を示唆したし、スズキも同様の方向性を模索しているとの噂だ(電動も含む?)。一時はジャンル消滅すら危惧されていた原付一種が新原付として存続できるのだから、関係者の努力には本当に頭が下がる。

とはいえ、110~125cc車は2人乗りを前提とした機種がほとんどのため、必然的に日本の50cc車より車体が大きく、シートも高い傾向にある。小柄で扱いやすい現行50cc車に慣れ親しんだユーザーが新原付に買い替えた場合、使い勝手が悪くなった…と感じる場面もあるかもしれない。

実際、ホンダは国内ユーザーの事情を斟酌し、50cc車を排ガス規制に適合させる方向も検討していたと聞く。しかし最終的には新原付へと舵を切った模様。これにより、2025年11月をもって国内の新車ラインナップから50cc車が消滅するのはほぼ確実な情勢となった。