TOPIX見直し案公表 約1200銘柄に絞り込みへ

AI要約

日本取引所グループは19日、東証株価指数の見直し案を公表。基準を厳しくして約1200銘柄に絞り込む方針。

TOPIXは日本の代表的な指標で、現在約2200銘柄で構成されている。新たな見直し案では2026年10月から段階的に銘柄を絞り込み、2028年10月以降は毎年入れ替え予定。

TOPIXに連動する投資信託の資産は83兆円を超えており、見直しによって日本株の価値を適切に反映させる目的。

TOPIX見直し案公表 約1200銘柄に絞り込みへ

日本取引所グループは19日、東証株価指数(=TOPIX)の新たな見直し案を公表しました。採用する銘柄の基準を厳しくして、約1200銘柄に絞り込みます。

TOPIXは東京証券取引所の上場銘柄を対象に算出されている株価指数で、日経平均株価と並ぶ日本の株価の代表的な指標です。現在は約2200銘柄で構成され(*24年5月時点)、プライム市場の銘柄がほとんどです。

新たな見直し案では、時価総額の基準を厳しくするなどして、2026年10月から段階的に約1200銘柄に絞り込み、2028年10月以降は毎年、入れ替えを行う方針です。

TOPIXに連動する投資信託などの連動資産は83兆円を超えていて(*23年3月時点)、見直しによって、日本株の価値をより適切に反映し、投資の際に参考にしやすい株価指数にしていく狙いです。

日本取引所グループは今後、利用者からの意見募集を経て、最終的な見直し案を決定する方針です。