2024年4月の「家賃値上げ」。インフレ率が顕著だった「都道府県」を間取り別にランキング

AI要約

インフレの影響が家賃にもじわじわと波及してきています。

2024年4月の総平均賃料が前年同月比で最も高い伸び率だった都道府県は奈良県で、次いで山形県と大分県が続きました。

間取りごとの家賃のインフレ率トップ3や全国平均より高かった都道府県も紹介されています。

2024年4月の「家賃値上げ」。インフレ率が顕著だった「都道府県」を間取り別にランキング

インフレの影響が家賃にもじわじわと波及してきています。

全国賃貸管理ビジネス協会の2024年4月の調査によると、前年同月比の総平均賃料(※)が10%近く上昇した都道府県もありました。

どの都道府県のインフレ率が高かったのか、くらしとお金の経済メディア「LIMO」で実施したアンケート結果とあわせて、トップ3の都道府県を見てみましょう。

記事の後半では、2024年4月の平均賃料も公開していますのでぜひ最後までご覧ください。

※総平均賃料は1部屋(1K・1DK・1LDKなど含む)~3部屋すべてのデータより算出したものです。

※編集部注:外部配信先ではハイパーリンクや図表などの画像を全部閲覧できない場合があります。その際はLIMO内でご確認ください。

設問:2024年の総平均賃料について、前年同月比で最も高い伸び率だった都道府県はどこでしょうか? 

 ・山形県

 ・奈良県

 ・鳥取県

 ・徳島県

 ・大分県

2024年4月の総平均賃料について、前年同月比が最も高い伸び率だった都道府県は「奈良県」の「9.2%」。次いで、「山形県」の「8.3%」、「大分県」の「8.2%」で、LIMOメルマガ会員の過半数が見事1位を的中しました。

間取り(部屋数)別のランキングも見てみましょう。

1部屋の家賃のインフレ率トップ3

 ・奈良県 前年同月比14.1%

 ・大分県 前年同月比13.1%

 ・和歌山県 前年同月比9.4%

2部屋の家賃のインフレ率トップ3

 ・茨城県 前年同月比7.4%

 ・兵庫県 前年同月比6.8%

 ・鳥取県 前年同月比5.4%

3部屋の家賃のインフレ率トップ3

 ・滋賀県 前年同月比34.5%

 ・奈良県 前年同月比17.6%

 ・茨城県 前年同月比10.8%

2024年4月の総平均賃料が全国平均より高かった都道府県も見てみましょう。

 ・埼玉県 6万1739円

 ・千葉県 5万8592円

 ・東京都 7万7272円

 ・神奈川県 6万7552円

 ・愛知県 5万6815円

 ・京都府 5万8736円

 ・大阪府 6万1384円

 ・兵庫県 6万80円

 ・福岡県 5万8172円

上記のとおり、2024年4月の平均賃料が全国平均より高かった都道府県は「9」箇所ありました。